【もう怒鳴らない!】感情的に叱って自己嫌悪…から抜け出す、たった1つの黄金ルール

2025年11月4日火曜日

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【もう怒鳴らない!】感情的に叱って自己嫌悪…から抜け出す、たった1つの黄金ルール

【もう怒鳴らない!】感情的に叱って自己嫌悪…から抜け出す、たった1つの黄金ルール

今回の相談者
名前: ゆい先生
年齢: 25歳
職業: 小学校教員(3年目)

くりぱち先生、はじめまして。小学校で担任をしている、ゆい(25歳)です。

最近、自分の感情のコントロールがうまくいかずに悩んでいます。

朝、少しイライラしていると、いつもなら流せるような些細なことで子どもを強く叱ってしまって…。
そして夜になると「なんであんな言い方しちゃったんだろう」と後悔して眠れなくなる、そんな日々の繰り返しです。

子どもたちにも「今日の先生は機嫌が悪いのかな」と気を遣わせている気がして、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

くりぱち先生、もう毎日が自己嫌悪です…。
自分の気分次第で叱り方が変わってしまって、先生失格なんじゃないかって…。

ゆい先生、毎日お疲れ様です。
そのお気持ち、痛いほどよく分かりますよ。

何を隠そう、若い頃の私もまったく同じでしたから。自分の感情に振り回されて、後で後悔してばかりいました。

くりぱち先生もですか…?

そうはいっても、やっぱり感情的に叱るのはよくないですよね。
子どもたちからの信頼を失っていく気がします。「また先生イライラしてる」って、大切な話も聞いてくれなくなりそうで…。

おっしゃる通りです。
先生の気分で叱る基準が変わると、子どもたちは先生に不信感を抱いてしまいます。
何より、ゆい先生自身の心が疲弊してしまいますよね。

本当にその通りです。
どうすれば、感情に左右されずに、ブレない指導ができるんでしょうか。

私が試行錯誤の末に見つけた、たった一つのルールがあるんです。

それは、「年度の初めに、先生が本気で叱る基準を子どもたちと共有してしまう」ことなんです。

え、それだけですか?

最初にルールを伝える、というのはやっていますが…。
そうはいっても、日々の出来事って、そのルールに当てはまらないことばかりじゃないですか?

もちろんです。
ですから、基準はごく少数に絞るんです。例えば、私はこう伝えていました。

「先生が本気で叱るのは、3つだけです」と。

・自分や友達の『命や体』を危険にさらすこと
・人の『心』を傷つけること
・テストでカンニングするような『卑怯なこと』

「これ以外は、基本的には注意するだけだよ」と宣言してしまうんです。

なるほど…。
命、心、卑怯なこと…。たしかに、これは絶対に譲れないラインですね。

そうなんです。
この基準を自分の中に持っておくだけで、「これは本気で向き合う場面」「これは軽く注意する場面」と、ある意味で機械的に判断できるようになるんですよ。
自分の感情の波に飲まれにくくなります。

自分の感情と指導を切り離すための基準、ということですね。

でも、そうはいっても、「廊下を走るな!」「静かにしなさい!」みたいな、命に関わらないけど毎日繰り返される注意はどうしても感情的になってしまいます。

よく分かります。
毎日同じことを言い続けるのは、本当にエネルギーを使いますよね。

そこで効果的なのが、「口で注意し続ける」のをやめる、という技術です。

やめる…ですか?
注意しなかったら、やりたい放題になってしまいませんか?

もちろん、放置するわけではありません。
言葉での注意が効かないなら、「仕組み」の方を変えてしまうんです。

例えば、準備が遅いクラスなら、「今日の準備、4分でできるかな?よーいドン!」とゲームにしてみたり、「廊下を走るな」ではなく「忍者歩きでミッション遂行!」と遊びに変えたり。

仕組みを変える…。忍者歩き、ですか。

そうはいっても、ふざけていると捉えられませんか?
もっとビシッと真面目に指導しないと、示しがつかないような気もして…。

大丈夫ですよ。
子どもたちの行動が変わることが一番の目的ですよね。

先生が声を荒らげて疲れ果てるよりも、子どもたちが楽しみながら行動を変えていける方が、ずっと建設的だと思いませんか?

叱るという先生のパワーは、無限ではありません。
「伝家の宝刀」なんです。

伝家の宝刀…。

はい。
本当に大切な、先ほどの3つの基準を破った「ここぞ!」という時のために、賢く温存しておくんです。

毎日の小さなことで刀を抜いていては、切れ味が鈍ってしまいますからね。

叱るパワーを温存する…。
そうか、私は毎日、宝刀を振り回して、勝手に疲弊していたんですね。

感情的になるのは、自分の指導の軸が定まっていなかったからなんだ…。

ゆい先生は、決して指導力がないわけではありません。
とても真面目で、子どもたちのことを真剣に考えているからこそ、悩んでいらっしゃるんです。

大丈夫。その「基準」という名のコンパスさえ持てば、もう感情の嵐に迷うことはありませんよ。

まとめ

心をすり減らす「感情的な叱り方」を手放すための、たった一つのルール。
それは、 年度の初めに「本気で叱る基準」を子どもたちと明確に共有しておくこと です。

今日のポイントを3つにまとめます。

  • 叱る基準を3つに絞り、子どもと共有する
    「命・心・卑怯なこと」など、譲れない一線を明確にすることで、指導のブレがなくなる。
  • 繰り返す注意は「仕組み」で解決する
    「静かにしなさい!」と叫び続けるのではなく、「あと〇分で終わるかな?」とゲームにするなど、行動を変えるアプローチを考える。
  • 叱るパワーは「伝家の宝刀」。賢く温存する
    叱ることは、あなたの感情をぶつける行為ではなく、クラスのルールを守るための冷静な「業務」。本当に大切な時のために、エネルギーを無駄遣いしない。

あなたの優しさとエネルギーは、
子どもたちともっと楽しいことをするために使ってくださいね。

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