【悪用厳禁】先生が我が子をえこひいきしたくなる、たった4つの魔法の言葉
今回の相談者
        名前:えみさん
        年齢:30代
        職業:会社員(小2の娘さんのママ)
くりぱち先生、こんにちは。小学2年生の娘がいる、えみ(30代)です。
娘の担任の先生は、とても熱心で良い先生なのですが、個人面談や懇談会で何を話せばいいのか、いつも悩んでしまいます。「いつもありがとうございます」と伝えても、なんだか当たり障りのない会話で終わってしまって…。
本当はもっと感謝の気持ちを伝えたいし、先生に娘のことを気にかけてもらえるような、良い関係を築きたいんです。でも、わざとらしいお世辞は言いたくないし、どうすれば自然に気持ちが伝わるのか分からず、結局いつも通り過ぎてしまいます。
いつも当たり障りのない会話しかできなくて…。先生に感謝の気持ちを伝えたいのに、どう言えばいいんでしょうか。
先生ともっと良い関係を築きたいというお気持ち、とても素敵ですね。分かりますよ。
感謝の伝え方一つで、先生との距離はぐっと縮まるんです。
本当ですか?でも、ただ「ありがとうございます」って言うだけじゃ、他の保護者の方と同じで埋もれてしまう気がして。
そうですよね。では今日は、先生が思わず「このお母さん、好き!」と心の中でガッツポーズしてしまうような、「魔法の言葉」を4つお伝えしますね。
魔法の言葉!ぜひ知りたいです。
一つ目は、感謝を伝える時に「先生のおかげで」と付け加えてみることです。
そして、その後にお子さんの「具体的な変化」を伝えるんです。
「先生のおかげで」ですか…。そうは言っても、うちの子、特に何か変わったことなんてないような…。
それに、なんだか大げさでお世辞っぽく聞こえませんか?
ふふふ、そう思われるかもしれませんね。でも先生は、自分の指導がお子さんにどんな影響を与えたのか、実はすごく気にしているんです。
例えば、「先生のおかげで、苦手だった漢字の練習を自分からするようになりました」のように、小さな変化でいいんですよ。
なるほど…。言われてみれば、娘が学校の図書室で借りてきた本を、前より楽しそうに読むようになったかも…。
素晴らしいじゃないですか!「先生が勧めてくださった本のおかげで、娘が読書に夢中です」と伝えてみてください。
先生は「自分の働きかけが、ちゃんと子どもの心に届いているんだ」と実感できて、これ以上ない喜びを感じるはずです。
そうか、お世辞じゃなくて「事実」を伝えればいいんですね。それなら言えるかも。
その通りです。二つ目は、「先生のことを、家でよく話しています」と伝えてあげることです。
えっ、そんなことでいいんですか?なんだか、先生に媚びを売っているみたいに思われないでしょうか。
大丈夫ですよ。先生も一人の人間ですから、「子どもたちからどう思われているんだろう」と不安になることもあるんです。
そんな時に、「うちの子、家で先生のモノマネばっかりしてるんですよ」なんて聞いたらどうでしょう?
ああ、それは先生も嬉しいかもしれませんね。自分の知らないところで、自分のことが話題になっているなんて。
そうなんです。「自分の存在が、家庭という見えない場所にまで良い影響として届いている」と感じられることは、先生にとって大きな自信になります。
なるほど…。三つ目は何ですか?
三つ目は、「先生のクラスって、いいクラスですよね」と、クラス全体を褒めることです。
自分の子どものことだけじゃなくて、クラス全体ですか?そうは言っても、他の子のことまでよく分かりませんし、何を褒めればいいのか…。
例えば、授業参観の時などに感じたことでいいんですよ。「みんなが安心して発言している雰囲気が素敵ですね」とか、「教室の掲示物がいつも綺麗で、子どもたちも喜びますね」とか。
ああ、そういうことなら…。確かに、他の保護者の方は自分の子のことしか見ていないかもしれませんね。
そうなんです。自分の子だけでなく、クラス全体に目を向けてくれる保護者の方は、先生にとって「クラス運営の最高の理解者」です。
なんといっても「クラス」は先生にとって「作品」みたいなものなんですから!
なんだか、先生の気持ちが分かってきた気がします。最後の四つ目も教えてください。
はい。最後は、少し上級者向けかもしれませんが、「先生も、どうぞご自愛ください」と、先生自身を気遣う言葉です。
先生を気遣う…。確かに、考えたこともありませんでした。でも、そんなこと言ったら「保護者のくせに偉そうに」なんて思われませんかね?
とんでもないです!先生という仕事は、常に子どもたちのためにエネルギーを注いでいて、自分のことは後回しになりがちなんです。
そんな時に、ふと「先生ご自身のことも大切にしてくださいね」と声をかけられたら、乾いた心に水が染み渡るように感じるものですよ。「この方は、私たちの仕事の大変さを理解し、一人の人間として見てくれているんだ」と、深い感動につながります。
そうだったんですね…。ただ感謝を伝えるだけじゃなくて、先生の頑張りを認めたり、存在価値を伝えたり、体を気遣ったり…。
全部、先生の心に寄り添う言葉だったんですね。これなら、私にもできそうです!
まとめ
先生との関係を深めることは、決して難しいことではありません。「ありがとう」という言葉に、ほんの少しだけ魔法をかけてみませんか?
今日のポイントを4つにまとめます。
- 「先生のおかげで」+「具体的な変化」で、先生の指導の成果を伝える
- 「家で先生の話をしています」と伝えて、先生の存在価値を認める
- クラス全体を褒めて、先生の「クラス運営の最高の理解者」になる
- 「先生もご自愛ください」と、先生自身を気遣い、心を癒やす
この4つの言葉は、先生のモチベーションを最大限に引き出し、そのエネルギーは必ず、あなたのお子さんへと注がれます。ぜひ、次の個人面談から試してみてくださいね。
 

0 件のコメント:
コメントを投稿