【先生の悩み】真面目なあなたが「ルールの奴隷」から抜け出す、たった1つの思考法

2025年10月21日火曜日

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【先生の悩み】真面目なあなたが「指導要領の奴隷」から抜け出す、たった1つの思考法

【先生の悩み】真面目なあなたが「指導要領の奴隷」から抜け出す、たった1つの思考法

今回の相談者
名前:みわ先生
年齢:26歳
職業:小学校教諭(3年目)

くりぱち先生、こんにちは。小学校で担任をしている、みわ(26歳)です。

最近、「指導要領にこう書いてあるから…」「学校の決まりだから…」という言葉に縛られて、授業をするのが苦しいです。

先日も、生徒に「どうしてシャーペンを使っちゃいけないの?」と聞かれたのですが、「決まりだからだよ」としか答えられず、自分でも情けなくなりました。

真面目にルールを守ろうとすればするほど、自分の首を絞めているような気がして…。どうすれば、この息苦しさから抜け出せるのでしょうか。

もう、何が正解か分からなくて…。指導要領を読めば読むほど、「あれもこれも教えなきゃ」と焦ってしまって、ただ授業をこなす毎日です。

毎日、子どもたちのために真摯に教材と向き合っていらっしゃるのですね。そのお気持ち、かつての私を見ているようで、とてもよく分かります。

くりぱち先生も、ですか?

でも、指導要領に書かれていることは、子どもたちの学びを保証するために絶対的なものですよね?書いてある通りにやらないと、なんだか悪いことをしているような気がして…。

ええ、もちろん指導要領は大切な指針です。ですが、それは私たちを縛るための「鎖」ではないんですよ。

少し想像してみてほしいのですが、指導要領を「料理のレシピ」だと考えてみてください。

料理のレシピ、ですか?

はい。レシピ通りに作ることは、味を保証する上でとても大切です。

でも、もし食べる相手が「今日は少し薄味が良いな」と言っていたら、みわ先生ならどうしますか?

そうですね…レシピの分量より、少しだけ調味料を減らすかもしれません。

素晴らしいですね。それと同じなんです。

一番大切な「目的」は、「レシピ通りに作ること」ではなく、「相手に美味しく料理を食べてもらうこと」ですよね。

授業も同じで、「指導要領通りに教えること」が目的になるのではなく、「目の前の子どもたちが学ぶこと」が一番の目的のはずです。

目的…。そうは言っても、例えば算数の計算問題みたいに、じっくり話し合うより、やり方を教えてどんどん練習した方が身につく単元もあります。

それでも無理に話し合い活動を入れるべきなんでしょうか…。

まさに、そこがポイントです。みわ先生は、すでにご自身の中で答えを見つけていらっしゃいますよ。

その単元のゴール(目的)から考えて、「ここは教え込む」「ここは子どもたちに任せてみよう」と、指導法を賢く「選択」していくことが大切なんです。

選択する…。私にはそんなこと、おこがましい気がしてしまいます。

学校の「シャーペン禁止」のようなルールも、何か深い理由があるはずだから、思考停止で守らせるしかないのかな、と…。

では、その「シャーペン禁止」のルールについて、みわ先生ご自身の言葉で、その目的を説明するとしたら、どう伝えますか?

え…。「決まりだから」以外ですか?…うーん、「芯が折れやすいから」とか…でしょうか。正直、あまり考えたことがありませんでした。

それで良いんです。まず一度、立ち止まって「このルールの本当の目的って何だろう?」と考えてみることが、奴隷から抜け出す第一歩なんですよ。

例えば、「字が乱れやすい子のための配慮」「分解して遊ぶのを防ぐため」そして何より「一人ひとりをOKかダメか判断する時間があったら、その時間をみんなと勉強する時間に使いたいから」という風に、ルールに込められた「想い」を先生の言葉で語るんです。

自分の言葉で…。

そうです。「決まりだから」という思考停止の言葉から、「このルールには、みんなが安心して過ごすための、こんな目的があるんだよ」という主体的な言葉へ。

そのときルールは、みわ先生を縛る「鎖」から、子どもたちとの信頼を築くための「道具」に変わるはずですよ。

鎖から、道具へ…。なるほど。

少し、心が軽くなった気がします。明日から、一つひとつのルールの「目的」を考えてみることから始めてみます。

まとめ

「指導要領にこう書いてあるから…」
「昔からこう決まっているから…」

真面目な先生ほど、たくさんの「やらなければいけない」に縛られて、苦しくなっていませんか?

その呪縛から解放されるための思考法は、たった一つです。

「このルール(指導)の、本当の目的は何だろう?」

と、自分に問い続けること。

この視点さえあれば、あなたはもうルールに振り回されることはありません。

思考停止の「奴隷」から、ルールを賢く使いこなす「主人」へ。
あなたらしい教育を創造していくための、はじめの一歩です。

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