【知らないと損！】退職金が減るのが怖くて動けないあなたへ。
お金の不安を希望に変える方法
今回の相談者
名前：わかなさん
年齢：35歳
職業：高校教師
くりぱち先生、こんな悩みがあります！
くりぱち先生、はじめまして。高校で教師をしている、わかな（35歳）です。
ずっと教師の仕事にやりがいを感じてきましたが、最近、別の分野で挑戦したいという気持ちが強くなっています。
ただ、どうしてもお金のことがネックで、一歩を踏み出せません。
特に「退職金」のことが気になっています。定年まで勤めれば2000万円以上もらえるのに、今辞めると半分以下になってしまうんです。その差額を考えると、どうしても「もったいない」という気持ちが拭えず、決断できずにいます。
転職したい気持ちはあるのに、退職金のことを考えると足がすくんでしまいます。
定年まで勤めた場合との差額が1000万円以上もあるなんて…。
やっぱり今辞めるのは無謀でしょうか？
わかなさん、こんにちは。転職を考えた時のお金の不安、とてもよく分かります。
私も退職を決意するまで、何度も頭の中で計算してはため息をついていましたから。
『定年まで勤めれば2000万円もらえるのに…』って、その声が頭から離れないんですよね。
はい、まさにそれです！
そうは言っても、1000万円以上の差はやっぱり大きすぎます。
将来のことを考えると、少しでも多くもらっておきたいのが本音です。
おっしゃる通りです。ですが、ここで一度だけ、視点を変えて考えてみてほしいんです。
そもそも、定年まで勤めたらもらえるはずの退職金って、本当に『保証』されているものでしょうか？
将来、制度が変わって減額される可能性もゼロではありません。不祥事に巻き込まれたらパーです。
それは…考えたこともありませんでした。
確かに、絶対とは言えないですよね。
それよりも私が大きなメリットだと感じたのは、
『若いうちに、まとまったお金を手にできる』ということです。
それは、老後のためにただ貯めておくだけでなく、
新しい挑戦をするための『準備金』として使える、ということなんです。
準備金、ですか…。でも、結局手にする額が減ってしまうのは事実ですよね。
それに、最近よく聞く『投資』なんて、ギャンブルみたいで怖くて手が出せません。
そのお気持ちも分かります。ですが、ここが一番大切なポイントなんです。
お金に対する考え方を、少しだけバージョンアップさせてみませんか？
それは、お金は『もらう』ものから『育てる』ものへ、という視点です。
お金を…育てる？
はい。例えば、私が43歳でもらった退職金は約880万円でした。
もしこのお金を、国が推奨しているNISAなどの堅実な方法で、定年を迎えるはずだった17年間、年利5%で育て続けることができたとしたら、いくらになると思いますか？
ええっと…全然想像もつきません。
実は、約2017万円にまで育っている計算になるんです。
これは、定年まで待っていたらもらえたであろう2000万円と、ほぼ変わりません。
えっ、本当ですか！？そんなことが…。
お金は銀行に預けておくだけだと思っていました。
もらうのを待つんじゃなくて、早く手にしたお金を、時間をかけて育てていけばいいんですね。
その通りです。大切なのは、不確定な未来の金額に一喜一憂することではなく、
今ある資産を、未来のためにどう『使い』『育てていくか』という視点を持つこと。
この視点こそが、わかなさんをお金の不安から解放してくれる、本当の『安心材料』になるんですよ。
まとめ
転職を考えた時に立ちはだかる「お金の壁」。特に退職金の目減りは、決断を鈍らせる大きな要因です。しかし、視点を少し変えるだけで、その不安は未来への希望に変わります。
今日のポイント
- お金は「もらう」から「育てる」ものへ
発想を転換し、お金を「待つ」のではなく、自ら「育てる」という視点を持ちましょう。 - 時間は最強の味方
早く手にした退職金は、挑戦への「準備金」であり、未来への大切な「種銭」です。時間を味方につけて賢く育てることで、資産を大きく増やすことも可能です。 - 不安の正体は「知識不足」
漠然としたお金の不安は、「知識」で乗り越えられます。今ある資産を未来のためにどう「使い」「育てていくか」を具体的に考えることが、本当の安心につながります。
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