【なぜ言うことを聞かないの?】授業を止める「ざわざわ」の正体は、実は3つのSOSサインだった!

2025年12月11日木曜日

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【なぜ言うことを聞かないの?】授業を止める「ざわざわ」の正体は、実は3つのSOSサインだった!

【なぜ言うことを聞かないの?】授業を止める「ざわざわ」の正体は、実は3つのSOSサインだった!

今回の相談者
名前:えま先生
年齢:26歳
職業:小学校教諭(担任3年目)


くりぱち先生、こんにちは。小学校で担任をしている、えま(26歳)です。

最近、クラスの「ざわざわ」がひどくて、毎日ほとほと疲れ果てています。授業中におしゃべりをしたり、席を立って歩き回ったり…。

「静かにしなさい!」と一日に何度も叫んでいて、自分の声も嫌になります。注意してもその場だけで、すぐに元通り。私の指導が甘いから、子どもたちになめられているのでしょうか。

真面目に聞いている他の子たちにも申し訳ないですし、このままでは学級崩壊してしまうのではないかと、不安でいっぱいです。

くりぱち先生、もう疲れました…。毎日「静かに!」って叫んでいるだけで、1日が終わっていく気がします。私のクラス、ざわざわしすぎなんです。

えま先生、毎日お疲れ様です。教室が落ち着かないと、先生の心もすり減ってしまいますよね。

「自分の指導力不足なんじゃないか」とご自身を責めてしまうお気持ち、よく分かります。

本当にそうなんです。でも、どう見ても子どもたちがふざけて、授業を邪魔しているとしか思えなくて…。

やる気がない子たちに、どうやってやる気を出させればいいのか…。

なるほど。えま先生には、子どもたちの行動が「先生を困らせたい」という意思の表れに見えているのですね。

でももし、その「ざわざわ」が、彼らが言葉にできない心の叫び、つまり「SOSサイン」だとしたら、どうでしょう?

SOSサイン、ですか…?

そうは言っても、ただ集中力がないだけ、授業を聞く気がないだけに見えます。それがSOSだなんて、ちょっと考えにくいです。

では、一つ目のサインからお話ししますね。それは「先生、この授業つまんないよ!」という退屈のSOSです。

もし私たちが、全く興味のない話を1時間聞き続けなければならなかったら、きっとソワソワしてしまいますよね。

それは…そうですね。でも、私は子どもたちが楽しめるように、一生懸命授業の準備をしています。

それを「つまらない」と言われたら、正直傷つきます。

もちろん、えま先生が真剣に授業準備をされているのは、とてもよく伝わってきますよ。

だからこそ、視点を変えてみてください。その落ち着きのない子は、いわば「授業の質を測る、超高感度センサー」なんです。

彼らをも惹きつけられたら、その授業はクラス全員にとって最高の授業になる、というサインを送ってくれているのかもしれません。

超高感度センサー…。たしかに、そういう見方もできるかもしれません。

でも、勉強が分からなくて、やる気をなくしてしまっている子もいます。そういう子はどうすれば…。

それが二つ目のサイン、 「もう無理!助けて!」という、わからないのSOS です。

授業についていけず、学びの道で迷子になってしまった子は、その不安から逃げるために、消しゴムで遊び始めたり、窓の外を眺めたりするんです。

逃避行動、ということですか。でも、それなら「分かりません」と正直に言ってくれればいいのに、と思ってしまいます。

「分からない」と声を上げるのは、大人でも勇気がいることですよね。だから、彼らは行動でSOSを出しているんです。

そのサインを見逃して「集中しなさい!」と叱るだけでは、子どもはますます心を閉ざしてしまいます。

なるほど…。でも、明らかにわざとやっている子もいます。

叱られると分かっていて、わざと悪いことをして、私の気を引こうとするんです。

それこそが三つ目のサイン、 「僕のこと、見て!」という、注目されたいSOS です。

良いことで褒められるのが難しいと感じている子は、悪いことで叱られてでも、先生の関心を自分に向けたいのです。その根底には、「僕を気にかけて!」という切ないほどの承認欲求が隠れています。

叱られることで、注目を…。そう言われると、叱っている時、その子と一対一になっている時間は確かにあります。

そうなんです。「また君か!」と叱りつけるのは、「はい、君に注目してあげますよ」と、彼らの要求に応えていることになってしまい、逆効果なんです。

彼らが本当に求めているのは、叱られることではなく、「君のことを、ちゃんと見ているよ」という温かいまなざしなんですよ。

「ざわざわ」には、そんな意味が…。私、今まで行動を止めさせることばかり考えていて、その裏にある理由を探そうとしていませんでした。ただ、うるさいって…。

大丈夫ですよ。今、こうして理由に目を向けようとされているじゃないですか。

「なぜ、この子はこの行動をとるんだろう?」という探偵のような視点を持つだけで、不思議と先生のイライラも好奇心に変わっていきます。

それが、子どもとの信頼関係を築く、何よりの第一歩ですよ。

まとめ

あなたのクラスを悩ませる「ざわざわ」。
それは、子どもたちがあなたを困らせようとしているのではなく、言葉にできない気持ちを必死に伝えようとしている「SOSサイン」なのかもしれません。

今日のポイントを3つにまとめます。

  • サイン①:「つまんない!」という退屈のSOS
    子どもは受け身の授業では集中できません。「ざわざわ」は、もっと面白い授業にして!というエネルギーの表れかもしれません。
  • サイン②:「わからない!」という学びの迷子のSOS
    授業についていけず不安になった子は、現実から逃避するために関係のない行動をとることがあります。「集中しなさい!」ではなく、どこで迷っているのか探ってあげましょう。
  • サイン③:「僕を見て!」という注目されたいSOS
    良いことで注目されるのが難しい子は、わざと悪いことをして先生の気を引こうとします。叱ることは逆効果。「ちゃんと見ているよ」という温かい関心こそが必要です。

「静かにさせなきゃ!」という警察官の視点から、「このサインの意味は何だろう?」という探偵の視点へ。

子どもを見るメガネを変えるだけで、あなたの心はきっと軽くなり、教室の風景も変わって見えるはずです。

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